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体感的よりも味覚的に早く秋を感じます。品種改良に設備の充実、物流の進歩等々のおかげで秋の味覚を新鮮なうちに口に入れることができることにまずもって感謝!!
僕が小学生の頃ですから、朝ドラの「ひよっこ」頃の話になるんですが、今でも鮮明に覚えてることが静岡県から送られてきた「いちご」の事。
叔母の知り合いだったか、静岡県から小包が届き、親の注意もスルーしながら姉と二人で「何やろなぁ??」「ええ香りするやん」などと言いながらその小包を開けました。
そしてその光景は箱の片方に寄ってしまった干からびたんじゃなくズルズルに傷んだ変色し原型を留めない「いちご」の姿!!! 
今から思えば、送る方も送る方だし、受け付ける方も受け付ける方なんですね。いちごと言えば旬は初夏だし、クール便はもちろん無いし、何日かかるかわからない状況での生鮮品の送りはあかんやろ!!笑

香りはいちごの香りだったけれど、色あせた粒ジャムのような姿になったそれはそのまま祖母が袋に詰めてゴミ箱へ捨てました。

それを思うとこの進歩はやはり凄いものがあります。昨日収穫されたものを今日食べることができる当たり前さに改めて感謝です。